安納芋のおいしい食べ方！焼く・蒸す・煮る・凍らせる方法を解説

ねっとりとした甘みが人気の安納芋ですが、その口どけのトリコになってしまったという方も数多くいらっしゃいます。今回は、そんな安納芋をおいしくいただくための食べ方についてご紹介します。ぜひ、好みの食べ方を見つけてみてください。

安納芋の本来の味を堪能できる食べ方

安納芋といえば、そのねっとりとした甘さが魅力の芋です。安納芋本来の味を堪能するためにも、まずはシンプルな食べ方で楽しみましょう。ここでは、レンジでチン・焼く・蒸す・という基本の3種類の食べ方に加えて、煮る・凍らせて食べる方法もご紹介します。

レンジでチンする

一番手軽な安納芋の食べ方としてはレンジでチンする方法があります。乾燥を防ぐためにも、水で湿らせたキッチンペーパーで巻いて、サランラップで包むことが大切です。低音でゆっくりと加熱し、中までしっかりと火を通していきましょう。一番気軽に食べられる方法ではあるものの、やはり風味や甘味が少し落ちてしまう可能性があります。とにかく美味しく食べたいという方は、下記の焼く・蒸す方法がおすすめです。

 焼く

スイーツのような濃厚な味を楽しみたいという方は、じっくりと焼いて食べるのがおすすめです。

じっくりと焼く時間がとれないという場合には、洗った安納芋をトースターで回転させながら焼くのがおすすめです。片面あたり15分から20分を目安に、こまめに回しながら焼いていきましょう。ねっとりと濃厚なスイーツのような安納芋をお楽しみください

蒸す

お菓子へのアレンジもしやすいのが蒸して食べる方法です。蒸し器や厚手のお鍋を使うことで、簡単にフカフカの安納芋を楽しむことができるでしょう。安納芋ならではの甘さもあいまって、まるでスイートポテトのように感じられるはずです。また、蒸した芋ならではのモコモコとした食感が苦手という方も、安納芋であればしっかりと水分が残っているため、みずみずしい状態で食べられます。

蒸しの時間としては、中火で30分から35分が目安となっています。お湯がなくなって空焚きをしてしまわないよう、水分量を見ながら蒸していきましょう。

煮る

安納芋をさっぱりと食べたいという方におすすめしたいのが、煮込む方法です。レモンと砂糖で煮ることで、よりスッキリとした味わいを楽しめます。

まずは、よく洗った安納芋を半月切りにして、水にさらします。そのあと、水気を切った安納芋、輪切りにしたレモン、水、三温糖を鍋に入れ、落し蓋をした状態で中火〜弱火で煮ていきましょう。粗熱をとったら完成です。レモンと安納芋のハーモニーが癖になる味わいです。残ったものは、鶏肉と煮込んで、料理に活用することもよいでしょう。

凍らせる

安納芋の食べ方の注意点

安納芋をより美味しく食べるために、その特徴についてみていきましょう。安納芋の糖度は生の状態で16度程度といわれていますが、じっくりと加熱をすることで40度まで上がるという特徴があります。この、「じっくりと」というのがポイントで、基本的には80℃を超えないくらいの温度が最適とされています。調理の際には、時間が許す限り、ゆっくりと熱を入れることを心がけましょう。

また、そのほかのサツマイモに比べると、丸くコロコロとした形が特徴的です。そのため、中心部分まで火を入れるにはより時間が必要となるはずです。ほかのサツマイモ用レシピを安納芋で代用する時には、様子を見ながら加熱時間を追加しましょう。スッと串が中まで刺さるくらいが、ちょうどよい仕上がりの目安となっています。

まとめ

今回は、安納芋のおいしい食べ方についてご紹介しました。焼き芋や蒸し芋などの定番はもちろん、素早く簡単にできるレンジを使った方法、さらにレモンで煮る方法や凍らせてアイスクリームのようにして食べる方法などさまざまな食べ方があります。好みに合わせて、いろいろな方法で安納芋を楽しんでみてください。

「安納芋専門店　種さん」は、安納芋の栽培で有名な種子島にある農園です。安心安全にこだわった安納芋を皆様にお届けするため、1本1本に心を込めて栽培しております。しっかりと貯蔵庫で熟成させた蜜のあふれる安納芋をぜひお楽しみください。