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お芋の規格外野菜が安くて美味しいと人気!SDGsにも目を向けよう

2021年12月09日
お芋の規格外野菜が安くて美味しいと人気!SDGsにも目を向けよう

ユニークな形をしていたり少し傷がついてしまったりしている野菜が、規格外として大量に廃棄されているということをご存知でしょうか。これらは、SDGsでも取り上げられているように、現代に生きる私たちの大きな課題でもあります。

そこで今回は、野菜と規格の関係やSDGsの内容について、さらに人気のわけありお芋についてご紹介します。

野菜と規格の関係は?

私たちが普段お店で目にしている野菜は、どれも同じような大きさのものばかりであることにお気づきでしょうか。それは、生産されてから出荷までに、規格に合ったものだけが選ばれているからなのです。ここでは、野菜と規格の関係についてご紹介します。

野菜の規格とは?

色とりどりの野菜

野菜の規格は、昭和48年に「野菜の全国標準規格」という形で制定されました。そもそもは、大きさや形に基準を設けることによって、流通を合理化させようという目的からつくられた決まりです。また、野菜の産地ごとの競争が激しくなっていく中で、地域の農協や農業部門が独自の規格を打ち出すことで差別化をはかろうとしました。その過程で、大きさや傷の有無だけでなく、形や色、長さ、太さなどより複雑に定められるようになってきたのです。

実際に規格を表す表示として、大きさについてはS・M・L、品質や見た目のよさにはA・B・Cという基準が使われています。

規格外の野菜はどうなるの?

これらの規格から外れてしまう野菜は、地元の関係者に消費されたり、カット野菜に使用されたりするものの、大部分が廃棄されてしまいます。このように、規格から外れてしまって廃棄される野菜は、全生産量の30%から40%にまでのぼるともいわれています。

規格外野菜や食品ロスはSDGsに関連している!

このように多くの規格外野菜が廃棄されているというほかにも、食品ロスという問題もあります。日本では、年間で612万トンもの食品ロスが出ています。これらの食品ロスには、規格外として廃棄された野菜は含まれていないため、実際にはさらに多くの食べ物が廃棄されているといえるでしょう。

このような規格外野菜の廃棄や食品ロスは、SDGsに大きく関係しています。ここでは、SDGsについて解説します。

SDGsとは?

SDGs(エスディージーズ)とは、2015年に開催されたサミットで各国の代表たちによって決められた国際社会としての目標です。英語の「Sustainable Development Goals」という言葉の頭文字をとってつくられた言葉で、日本語では持続可能な開発目標という意味をもっています。その内容としては、貧困をなくそう、すべての人に健康と福祉を、ジェンダー平等を実現しよう、エネルギーをみんなにそしてクリーンに、つくる責任つかう責任など、全部で17の目標から構成されています。

また、さらに細かくそれらの目標を実現するための169の具体的なターゲットも明記されています。まさに、地球に暮らす全ての人がより安心して暮らすことができるよう、さまざまな現代社会の課題の解決を掲げたものだといえるでしょう。

「つくる責任とつかう責任」

全部で17ある目標の中でも、「つくる責任とつかう責任」という部分に、規格外野菜の廃棄問題や、食品ロスが深く関わってきます。というのも、これらの目標に付随する具体的なターゲットとして「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる」というものが掲げられているからです。これらの問題に取り組むために、企業や団体が動き出しています。

対策例

オンラインショップ

規格外野菜の廃棄を減らすために、さまざまなアイデアが生み出されています。たとえば、規格外の野菜を通常の値段よりも安く購入することができるオンラインショップの開設、規格外の野菜取り扱う農家と消費者を直接つなぐプラットフォームなどがあげられます。また、地元の道の駅などの一角では、規格外の野菜を販売しはじめるところも増えてきました。このように、問題解決に向けて、少しずつ動き出しています。

お芋の規格外は安くておいしいと人気

このように規格外の野菜が注目されつつある中でも、とくに人気となっているのが安納芋などの規格外野菜です。皮が剥けていたり、傷がついていたり、小さすぎたり、大きすぎたりするものの、どれも通常のものと全く変わらない甘みと旨みがつまっています。通常の規格品よりも、グッとお買い得なため、お芋好きの方はぜひ規格外のものを探してみてはいかがでしょうか。

1点注意しておきたい点としては、傷が入ったお芋は、傷のないものに比べると保存期間が短くなってしまうということがあげられます。できるだけ、早めにいただくようにしましょう。

まとめ

今回は、野菜と規格に焦点をあてて、規格外野菜やSDGsに関連する取り組みについてご紹介しました。形や見た目が違うだけで、中身はとてもおいしい野菜ばかりです。私たち一人一人が少しずつ意識をすることで、規格外廃棄野菜や食品ロスを少なくしていきましょう。

「安納芋専門店 種さん」は、安納芋の産地で有名な種子島の農園です。1本1本大切に育てた自慢の安納芋や、完熟マンゴー、種むすめ(人参いも)、紅はるかなどをインターネットで販売しております。規格外のものも、わけあり商品としてお買い得価格でご提供しておりますので、ぜひお買い求めください。

 

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