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安納芋の特徴や由来などを解説!サツマイモがおいしくなる豆知識を紹介

2021年12月09日
安納芋の特徴や由来などを解説!サツマイモがおいしくなる豆知識を紹介

安納芋は近年、日本中のさまざまなお店で見かけるようになりました。アイスクリームやスイートポテトなど豊富なバリエーションで販売されていますが、普通のサツマイモとどこが違うのでしょうか。本記事を読めば、安納芋の特徴や由来が分かります。サツマイモの豆知識を知れば、さらにおいしく食べられること間違いなしでしょう。

安納芋の由来や特徴について

安納芋は意外にも、最近登場した品種ではありません。ここでは安納芋の歴史や品種の特徴、発祥の地である種子島とサツマイモの関係を見ていきましょう。

太平洋戦争後までさかのぼる

種子島

安納芋の由来は太平洋戦争後までさかのぼります。太平洋戦争に行った兵隊が持ち帰った苗を、種子島で栽培したのが由来だと言われているのです。

その後、品種登録されたのは平成10年で、「安納紅」や「安納こがね」などが登録されました。種子島では、安納芋を栽培する面積が年々増えています。

安納芋の特徴

安納芋はしっとりクリーミーな食感が特徴的な品種で、強い甘みがあるため焼き芋にしても蒸してもおいしく食べられます。火を通さなくても糖度が16度前後になるものがあることから、大変甘い品種です。なかには、安納芋の甘みをさらに引き出そうと、でんぷんを糖質に変えるために低温で管理する方法もあります。

安納芋は、サツマイモの代名詞といっても過言ではないほど人気のある品種の1つになりました。味や食感だけに限らず、丸みを帯びた見た目も人気が高いのです。

また、糖の一種であるスクロース(ショ糖)が多いため、しっとりとした食感になると考えられています。平成25年まで種子島だけで育てられていましたが、平成25年以降から全国に広がりました。

種子島とサツマイモの関係とは

種子島2

国内でサツマイモの栽培をはじめて成功させた土地が種子島で、琉球から取り寄せたサツマイモを栽培したのが始まりでした。

その後、サツマイモは食糧難を助ける食材として、日本中に広がったのです。サツマイモの栽培をはじめて成功させた土地には石碑が立っており、1698年に寄贈を受けたことが記されています。

サツマイモはデザートとしての食べ方だけに限らず、お酒や代用食などさまざまな食べ方が可能だったため、重宝されました。多様な調理方法が可能という点では、じゃがいもやさといもなどの他のイモ類と比較しても優れた食材です。

安納芋がしっとりしないときの対策方法

安納芋には個体差があるので、思ったようにしっとりクリーミーな食感をあじわえないときがあります。そんなときは、本項で説明する方法をお試しください。

届いてすぐに調理しないのがポイント

お伝えした通り、安納芋の甘みを引き出すために寝かせる方法があります。甘みを引き出す方法に習って、自宅でも1週間ほど寝かせてみましょう。また、安納芋を焼くときは160℃で80分など、いつもより低い温度設定にして長時間焼いてください。

速やかに甘みを引き出したいときは、安納芋を食べる前日に塩水に漬けてみましょう。塩水に漬ける理由は、2種類以上の異なる味が混ざると、片方の味を強くする現象が起きるからです。「味の対比効果」といい、サツマイモの他にはスイカなどでも利用しています。

サツマイモの栄養と皮ごと食べる際の注意点

サツマイモには糖分が多いだけに限らず、実は私たちの生活に欠かせない栄養を豊富に含んでいます。

糖分のほかにカルシウムも多い

カルシウム

サツマイモが含む栄養として、糖分のほかにカルシウムも多いのをご存知でしょうか。ほかのイモ類と比較してもカルシウムの含有量は多く、とくに皮部分は濃度が濃いのです。じゃがいもの含有量が4mgなのに対して、皮つきのサツマイモは40mgにもなります。

この通り、カルシウムの含有量がおおよそ10倍も違うのです。そのため必要な栄養素を補うときは、皮つきのサツマイモを食べるのがいいでしょう。

サツマイモを皮ごと食べる際の注意点

安納芋を含むサツマイモを皮ごと食べるときには注意点があり、洗い方やアクの取り方に気をつけてください。土がついている場合もあるので、タワシなどを使わずに指で丁寧に落としましょう。サツマイモの状態が綺麗なら、基本的にタワシでこすり洗いをする必要はありません。皮つきで料理に使うのであれば、薄い皮がはがれ落ちてしまって見た目も悪くなります。

アクが多い農作物であるサツマイモは、切ったらすぐに切り口が黒くなってしまいます。でんぷんが空気に触れて黒く変色しているためなので、サツマイモを水につければ変色を抑えられるでしょう。たっぷりの水を使ってアク抜きをすると水が白く変色してくるので、水の色が変わったらザルに上げてください。

まとめ

安納芋は最近誕生した品種ではなく、その由来は太平洋戦争後までさかのぼるのです。また、糖度が高く、クリーミーな食感で人気の高い品種であることが分かりました。

「安納芋専門店 種さん」では、種子島で育ったなめらかで甘みの強い安納芋を販売しています。安納芋ブランド推進本部で認証された安納芋だけをお届けしているので、品質は確かです。発祥の地で育った歴史のある安納芋を、ぜひお試しください。

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